息絶え絶えで走る君と季節はずれの雪

家の前の庭でハンモックに寝そべり、心地良いそよ風に身をゆだねていた、休日の夕方の事。
空にはゆったりと雲が流れていた。少年は、我が家のネコが「ギャオォッ!」という凄まじい声に驚いて、ハンモックから地面に落下してしまった。
まじまじと観察すると我が家の猫は蛇と睨み合い、背中の毛をおっ立てて叫びながらすごんでいた。
ヘビはそれほど大きくは無く、毒ももっていない種類のようだったので、少年は小枝で追っ払い、猫を抱いて再びハンモックに寝そべった。少年は、猫のおでこをなでてやりながらお腹の上で寝かせ、風に揺られる自分の前髪の感触を楽しんだ。

月が見える週末の朝にこっそりと
夏休みも半分ほど過ぎた頃の夕方。
「缶ケリ」で鬼になった少年は、ものすごくお腹をすかせていた。
捕らえても捕らえても缶をけられて捕虜が逃げるので、もはや本日の缶蹴りは終わらないんじゃないかと、逃げていく友達の背中を見ていた。
クタクタにつかれて家まで戻ると、扉を開けた瞬間に今日の夕飯が何かわかった。
とびっきり美味しそうなカレーの香りに、少年は疲れがふっとんだ。

雪の降る平日の朝は料理を

頼まれて、知人の所有している山のモウソウダケの伐採を力を貸して頑張っていたが、太い竹がとってもうじゃうじゃ生えていて厳しかった。
知人が山の管理を両親から継いで、大きな竹が密になっていて、どこから手を入れていいかわからない状態だったそうだ。
俺は、仕事で活用する太い竹が手に入れたかったので、いただけるとなり、タイミングが良かったが、急斜面の山から運び出すのも厳しかった。

泣きながら跳ねる兄さんとファミレス
営業用で何枚かスーツに似合うYシャツを持っているけれど、毎回チョイスするときにたくさん試着してしまう。
それだけ、かたちにこだわってしまうのもレアかと思った。
そんなときに、営業先で、Yシャツはオーダーメイドしてもらうという方がいらっしゃったので、ビックリした。
けれど、シャツだけできまって見えるからかな、と考えた。

ひんやりした日曜の夕暮れは足を伸ばして

ある雪の日のこと、少年はママからおつかいをお願いされ、白菜とねぎと豚肉を買いに行く途中だった。
少年はこっそり笑った。
夕飯はしゃぶしゃぶだ!やったぜ!…と。
しかし、予想だにしない事が次の瞬間に起きた。
なんと、ポケットにあるはずのお使いのための千円札2枚が、無いのである!
少年はスーパーマーケットのレジの行列に並ぼうとする時、念のためズボンのポッケをまさぐって確かめてみたのだ。
そして、その時お金が無い事を知ったのだ。
怒られるのを承知で、少年はしかたなく手ぶらで家に帰ることにした。
今度からは、お金はクツかくつ下に入れることにしよう。
少年はこめかみを押さえながら、そう決意した。

そよ風の吹く休日の日没に料理を
ここのところ、小説をほとんど読まなくなった。
大学の頃は、ほぼ毎日読んでいたけれど、このごろ、仕事があるし、小説を読む時間をとりにくい。
時間があったとしても、ゆったりとした気持ちで小説を読むという気持ちになかなかなりにくいので、読んでいてもおもしろく感じられない。
だけれど、ものすごく楽しめる小説に何年ぶりかにに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がかなり好きなので、お二人が新人賞をとった群像文学新人賞が私の好みのものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
けれど、次の輝いている若手がいないかと気になるからまた読んでみたい。
けれど、純文学だからと無理やり分かりにくい言葉を並べているけれど内容が伝わりにくいものも多いから残念だ。

騒がしく跳ねる子供と花粉症

レフも、全く持って大好きだけれど、それを抜きにしてもハマると言えるくらい好きなのがトイカメラだ。
5000円出せば取り組みやすい物がすぐに所有できるし、SDカードがあるならパソコンですぐ再現できる。
臨場感や、感動の一瞬をシャッターに収めたいなら、充実した性能のカメラがぴったりだと思う。
けれど、漂う雰囲気や季節らしさを撮影するときには、トイカメには何にも負けないと思案する。

息もつかさず熱弁する妹と俺
水滸伝の北方版の人間くさく男らしい人物が、原作の水滸伝の108人になぞらえて、主な人物が108人でてくるが、敵方、権力側の登場キャラクターも人間味あふれているのがいて、血が通っていると感じる。
キャラクターに人間的な弱さが見えるのもかつまた、魅了されていた理由だ。
心が弱いなりに自分の夢とか将来の為に出来るだけ努力しているのが読みふけっていて熱中する。
読みとおしていて楽しい。
でありながら、心ひかれる作中人物がひどいめにあったり、夢がやぶれていくストーリーも胸にひびくものがあるからひきつけられる歴史小説だ。

ゆったりと歌う姉ちゃんと飛行機雲

私は素肌が全然丈夫でなく、ちょっとしたことでトラブルが起きる。
それに、ボディーソープの肌に残ってしまう使用感が好ましくない。
それだと、冬の時期は凄くぱりぱりになるので、無添加に近いケア用品を愛用する。
その品のびっくりする点は、値段が非常に高いので、なかなか買えないところ。

泣きながら走るあの人とアスファルトの匂い
本日の体育はポートボールだった。
少年は、ボールを使ったスポーツは苦手だったので、ふてくされて体操着に着替えていた。
今日はきっと、運動は何でもこなすケンイチ君ばかり注目を集めることになるだろう。
今日はきっと、球技の得意なケンイチ君ばかり活躍するのだろう。
ということは、少年が思いを寄せている、フーコちゃんも、ケンイチ君が活躍するところを見るなるのだろう。
少年はため息をつきながら、運動場へ向かった。
でもフーコちゃんは、ケンイチ君じゃなくて、少年の方をチラチラ見てたのを、少年は気がつかなかった。

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