気どりながら話す彼と霧

自分の子供とのふれあいをとればとるほど、自分の子供はものすごく私につきまとってくれるようになる。
生まれてすぐは、仕事がたいそうせわしなく、コミュニケーションをとることが少なかったため、珍しく抱っこしても泣かれていた。
父親でありながらとやるせない気持ちだったが、会社の仕事が激務だからと甘んじずに、繰り返し、休みの日にお散歩に連れ歩くようにした、抱きしめても、お風呂でも泣かなくなった。
今日この頃、朝、家を出る時、私が居なくなることが悲しくて泣いてくれるのが嬉しい。

暑い大安の午前に椅子に座る
人によって、物の趣味や好みが存在すると思うけれど、どんなものかリサーチするのが好き。
友達に聞いてみたところ、まとまったお金、パステルカラーのランジェリー恋人のことが好きとの事。
その上、男の人の血管の見える手首。
それと、ロシア語のひびき。
自分にはピントこない。
リンゴ飴、肌に直接厚手のニット、香水、ハイトーンヴォイスな男女が好きだと、話してみた。
同じく理解できないとの事だった。
まさにこれは、フェチという分野だという。

湿気の多い水曜の午前はカクテルを

定期診断は、毎回どういうわけか引っかかる。
心臓だったり、血液検査だったり、尿だったり。
胃の検診を発泡剤とバリウムを一気飲みして受けてみて、診断結果がくると、がんの疑わしさがあるので、すぐに、診断を下記の病院にて受けてください。
と印刷されてあったのには、あせった。
あせったそして、おっかなかった。
即刻国立病院に再検査に原付で行ったら、結局のところ、胃炎だった。
胃は元来苦痛があったので、集団検診に引っ掛かったのはわかるが、言葉で名前と胃がんの疑わしさがあると書き記してあったらぞっとした。

気どりながら熱弁するあなたと冷たい肉まん
石田衣良という小説家に出会ったのは、愛ちゃんのアパートで。
愛がいない部屋というサブジェクトのストーリーがぎっしり詰まった小説が彼女の部屋に置かれていたから。
古里の長野の母が読んでいて、その後お酒や商品券と共に宅急便で送ってくれたようだ。
当時は全然有名でなく、世に知れていなかった石田衣良さん。
彼女は元々手記や経済、ファッション誌などは買う。
だけど、俗にいうノベルは気に入らないらしく、この本、私にくれた。
愛のお母さんは、何を思いながら、愛がいない部屋を手に取ったのだろうか。

薄暗い大安の早朝はシャワーを

読書をするのは域外の一つだけどどんな本でも読むはずはない。
わたしは、江國香織さんの作品にとても魅力を感じる。
もうずいぶん同じ小説を読んでいるほどだ。
主人公の梨果は、8年付き合った恋人の健吾と別れてしまうが、そのきっかけの華子とルームシェアするようになるという少々変わったストーリーだ。
ラストは衝撃的で大胆な形だととれるが、それを知ったうえで振り返ると「確かに、この終わり方はありえるかもしれないな」という感じがする。
そして、とにかく江國香織は言葉選びや登場させるミュージックや、物などお洒落。
ミリンダが登場するとミリンダが飲みたくなるように書かれているし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽が出ればついCDをかけてしまう。
物の比喩の仕方が上手だ。
また、「ピンクグレープフルーツそっくりの月」なんて言葉がどこで作られるのだろう。
そんな表現力に引き込まれ、夜遅くに何度も同じ江國香織の本を読んでしまう。
お気に入りの作家さんの小説との夜更けの時間が夜更かしの発端なのだと感じる。

一生懸命熱弁する母さんとぬるいビール
私は、肌が弱く、メイクは少しも出来ないし、洗顔石鹸も限定されている。
そこで、フルーツや栄養剤の力にお任せになっているが、最近摂取しているのがコラーゲンだ。
飲み物に溶かして、毎晩習慣にしているけれど、多少は素肌が艶やかになった。
さらに、飲み始めてから調子が良くなるまで即効性があったので、感動した。

蒸し暑い金曜の日没にこっそりと

かつて、両親は、私の友人関係に対し、あからさまに無理を求めてきた。
普通から外れてはダメだ、とか。
とても生きづらい過去だったと考える。
授業時間が終了すると、ほぼ毎日作り話をハキハキと母に話す。
これで、楽しそうな顔をするのだ。
多少でも目立つと、嫌われる。
こんなことだけ考えていた過去の自分と母親。
可哀そうな昔だと今は感じる。

気どりながら跳ねる彼女と草原
「富士には月見草がよく似合う」との有名な名言を記したのは小説家の太宰だ。
彼は、バスに乗車し、御坂山塊を越え、今の甲府まで向かうところだった。
そこで偶然一緒に乗ったお婆さんが「月見草」と独り言を言う。
その時、反応した太宰の目に見えたのが月見草、と、富士山であった。
富岳百景の一部のこの部分は、名峰富士を美しさを表すとき欠かせない。
その他の文芸に引っ張りだこの、3776mの名山だ。
どの角度から見てもおんなじように美しい形をしているために、八面玲瓏という言葉がよく合うと口にされる。
その通りだと思う。
私が特に好きなのは、夕焼けの名峰富士だ。

息もつかさずお喋りする子供とアスファルトの匂い

店の中の客は、ほぼ日本人だという感じだったのでその光景に驚いた。
しかもお客様は、だいたい買い物目的の日本人という様子だったのでその不思議な光景にも驚いた。
日本で評判なのが、韓国製の化粧品は肌にやさしい成分が豊富に含まれているらしい。
もちろん、スキンケアにも興味はあったけれど、店番の人の日本語にも感心した。
簡単な会話なのかもしれないが、日本語が充分に通じる。
私たちは、簡単な韓国語を使うチャンスだと思い向かった韓国旅行だけど、必要ないようだった。
会話の機会があれば、しっかり学べば外国語を話せるようになるという事を知らされた旅行だった。

寒い平日の夕方に昔を思い出す
海がすごく近くで、サーフィンの場所としてもものすごく有名なスポットの近所に住んでいます。
という理由で、サーフィンをしている人はたいそう多く、仕事の前に朝はやくちょこっとでもサーフィンにという方も存在する。
そんなふうに、波乗りをしている方が多数いるので、一緒にサーフィンに行こうと言われる方もとても多かったのだけれど、どうあっても断っていました。
その理由は、自分が、運動神経がにぶく、泳げないからです。
しかし、泳げなくてもできると言われ、やってみたけれど行った場所は初心者じゃない人がする場所で、テトラポッドが近くに広がっていて、スペースが狭い場所だった。
泳げない私は、パドリングをする筋力も少なくて、すぐに流されテトラポッドにたたきつけられそうになり死にそうになりました。

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